笑っている人が、大好きだ。笑っている人を見かけると、なぜだかそれだけで、いい気分になる。
もしも、その時にボクが落ち込んでいたとして、だけど笑顔を見るとする。そうすると、なぜだか少し元気になる。
もしも、その時にボクが楽しい気分だったとして、やっぱり笑顔を見たとして。なんだか楽しい気分が認められたみたいで、もっと楽しい気分なる。
だけど、ボクは知っているんだ。ボクに笑顔をくれたアナタだって、ずっと笑顔でいたわけじゃないってこと。笑顔じゃいられない時もあったよね。
それなのに、今は笑顔を振りまいて、気前よくハッピーをお裾分けしている。
もちろん、そんなつもりはなかったとしてもね。
ボクはどうだ?
知ってる人と、知らない人。
おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔。友達の、恋人の、笑顔。ただ仕事で出会っただけの人だとか、もしかしたら、たまたま入ったカフェの店員さん。あ、さっきすれ違った誰かも、笑ってた。
ハッピーな笑顔をたくさんもらった。
だったら、そろそろ。
ボクもハッピーを与える側になれるんじゃないかな。
笑顔じゃいられない時がいっぱいあったけど。
笑顔をもらって、ここまできたんだから。
これからは。
ボクの笑顔で元気になれる人を、作りたい。
だから、笑顔な気分じゃない時でも、笑顔を振りまいていこうと思う。
それで誰かがハッピーになったら。きっとボクも、ハッピーになるはずだ。
よかったら、キミもどう?
Photograph & Story :
僕達には冒険が必要で、
僕達には想い込みが必要で、
僕達にはストーリが必要だ。
-- 加賀美 ケント
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