ボクにとって母とは。

2021/05/02

mini photo エッセイ


 こんにちは。
 ケントです。

 もうすぐ母の日ですね。皆さんにとって、母ってどんな存在ですか? 普段はそんなこと考えないけど、この日は少し考えたくなる。僕の場合は、どうなんだろう。

 幼い頃は絶対的な存在で。ボクの世界は、母の重力で作られていた。ボクがなにをしようと、いつもその影響力の中にあって、そして、ボクもその重力に身を委ねることで、安堵していた。

 もう少し大人に近い子供の頃は。その安らげるはずの重力が、なんだか鬱陶しくなってきた。この重力は、ボクの自由を縛りつけている!

 学生時代はずっとそう。たまに感謝をしていても、だけどほっといて欲しいんだ。ボクはアナタのオモチャじゃない。

 だけど、社会人になったころには。ボクには母がとっても可愛らしく見えた。あんなに大人だったはずの母が、とってもお茶目な同級生みたいだ。仲良くカフェで語ってみたり。

 だんだん大人になってみると。やっぱり母は鬱陶しい。ボクはよかれと思ってアドバイスしたのに。アナタはボクにこう言った。「まだまだ何にもわかってない」分かってないって、どうゆうこと?

 ボクはもっと大人になった。あのアドバイスは、きっと母には鬱陶しくて、よかれと思ったボクの気持ちは、きっと母には伝わっていない。もしかしたら、ボクとアナタは、もう大人同士になってしまって。母とボクではなくなってしまったのかも。

 ホントに??

 ボクの知ってるボクと母との関係は、今のところはここまで。

 仲良くなったり嫌いになったり。あなたとの付き合いは面倒だけど。だけど、こんな面倒な付き合いを、続けていくのも悪くないのかも。

 今はとりあえず、そう思っている。

 仲直りしても、どうせまた喧嘩するのは分かってる。ならいっそ、また喧嘩するために、仲直りするのもいいのかも。

 でもホントは。ちょっとだけ思ったりもする。
 年に一回だけだけど。

 ありがとっ。


Photograph & Story : 

 僕達には冒険が必要で、

 僕達には想い込みが必要で、

 僕達にはストーリが必要だ。

-- 加賀美 ケント


*今日の mini photo は、ショップで購入できます

 ・emu & K のお店:
*「普段はとっても可愛いけれど、ほんとはとっても頼りになる。
*「ありがとうって言ってないけど、ほんとはいつも思ってるんだ。


emu & K の mini photo 屋さん:

*「普段はとっても可愛いけれど、ほんとはとっても頼りになる。
*「ありがとうって言ってないけど、ほんとはいつも思ってるんだ。



コメントはTwitterでいただけると嬉しいです。
 Twitter : @emusuke_m (Kagami, Kento)

よかったら、「emu & K」のお店にも遊びに来てください。

* emu & K のお店:
   https://nyaa.emu-and-k.com

* emu & K の mini photo 屋さん:
   https://nyan.emu-and-k.com
(こっちは、mini photo がメインです。それから、コンビニ払いが使えます。)



QooQ